お祭りの意味と目的
先に『お祭りの由来』は載せました。
この記事では、祭りの行われる目的や意味を載せたいと思います。
なぜお祭りに情熱を燃やすのか、その種類や理由を知って
日本のまつりを深く感じて下さい。
祭りの意味とは?
祭りは全国各地で、さまざまな形で行われています。
感謝や祈り、慰霊のために神仏、先祖をまつる行為です。
日本人は、『八百万の神』が全てに宿ると信じてきました。
その神に感謝をする、『祀る(まつる)』が語源です。
祭りは、神を慰め祈願する儀式をさし、土義の神、神道、仏教に由来します。
お祭りへの想いの理解する上で、『ハレ』と『ケ』の概念があり、ハレは非日常、ケは日常。
お祭りは、ハレの非日常であり、祭りで華やかに執ることでケをリセットします。
ハレの機会を楽しみケの日常を生きる活力の源としています。
盆踊りの由来と意味
仏教に由来する『盆』の時期に先祖を供養するための踊り、お盆の時期に、先祖をおもてなし、一緒に過ごし送り出す行事で、仏教の念仏踊りからの由来があり、自分自身で念仏を唱えながら踊るもので、後に踊る人と念仏を唱える人が分かれたの踊り念仏に発展しました。500年の歴史をもつ室町時代からの歴史がある行事の一つです。盆踊りは、日本全国で1,000以上の種類があると言われ、広場の中央にやぐらを立て、周りを音頭に合わせながら踊るのが一般的です。
盆踊りと和太鼓
盆踊りで合いの手としての存在となる和太鼓ですが、本来は上記で述べた鎮魂です。
太鼓の音で、踊り手を鼓舞させ先祖の霊を慰める意味合いを持っています。
夏になると、各地町会でお祭りが多く行われますが、太鼓が入ってない盆踊りもよく見かけます。
打ち手からすると太鼓のない盆踊りはいつも寂しく見えてしまいます。
左近年では、コロナの影響で密を避けるためお祭りも制限されています。今では太鼓だけでなく夜店や音楽、鐘の音や神輿に山車、祭りに関する全てが懐かしく思えます。
今年も舞風が担当している祭りは、全て中止となりました。早く普通に開催できるようになると良いです。
ちなみに現在娘が3歳です、いつも太鼓を稽古している父を見てどう感じているのでしょう、祭りで叩く姿をまともに見せていません。和太鼓って何?と思っているかもしれません。
日本の文化でもある『祭りごと』まだ知らない世代に伝えたいものです。
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